恐怖のバンジージャンプ

2003年8月、私は大学時代の友人と二人で、オーストラリアのケアンズへ旅行しました。

1日目のケアンズの市内観光の最後に、バンジージャンプを見学することになりました。

そして、誰か実際にバンジージャンプをやりたい人はいないかと聞かれたため、
日頃から後先を考えないと言うか、無鉄砲なことをする私は、
「ここで飛ばなかったら、一生後悔するぞ!」と思い、思わず手を挙げてしまいました。

初めは恐怖感などなかったのですが、
地上50mの高さのタワーに登り、下を見ると、正直言って、足がすくみました。

私は、やっぱり飛ぶのは止めようと、本気で思ったのですが、後ろから係員の外人さんが
無理やりカウントダウンを始めました。

私は覚悟を決めて、気合を入れ、大声を張り上げて、飛び降りました。
一瞬ふわっと、空を飛んだような感覚の後、下に向かって、
真っ逆さまに落ちていきました。この時、ほとんど意識も飛んでいました。

2、3回上下に引っ張られた後、不意に意識が戻りました。

私は、「やったー!!」とガッツポーズをしていました。
初めは下を見て怖気づいていたのですが、思い切って飛んだ後の爽快感は、
本当に最高ーー!!!でした。

この時に味わった、恐怖感・爽快感に比べたら、並大抵のことには
動じない自分になったような気がします。

2003年8月15日 ケアンズにて

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