症例

Case歯の移植について①

【 歯の移植手術 】38歳女性・左下8(親知らず)から左下6への歯の移植

先日、左下6の奥歯が折れてしまい、残すことができない患者さんに、幸い左下8の親知らず・智歯が残っていましたので、左下6・左下8を同時に抜歯して、左下8を左下6へ移植手術を行いました。

同時にワイヤーと接着剤で接着固定も行っています。
この後、歯の根の治療や歯を周りの歯に合わせるために詰めたり被せる治療も必要になります。

歯の移植は、移植床・抜歯窩に、移植歯・ドナー歯を合わせるのが難しい場合、歯槽骨や移植歯の根の調整など必要になりますので、インプラント治療より、複雑で、難しい場合も多いのですが、今日は、特に移植床の形成もなく、しっかり移植を完了することができました。

歯や親知らずの状態によりましては、インプラントを行わないでも、ご自分の親知らずなどを有効活用して、歯の移植によって、歯の健康増進を図ることも可能です。

お気軽に、つるま歯科医院にご相談下さい。

日本口腔インプラント学会専門医 日本歯周病学会認定医
つるま歯科医院 院長 福西雅史

  • 歯の移植について①
監修者情報

理事長 福西 雅史

医療法人社団 誠瑛会 つるま歯科医院
理事長 福西 雅史

日本口腔インプラント学会専門医、日本歯周病学会認定医であり、1999年新潟大学歯学部卒業後同大学の口腔外科へ入局。その後横浜市の歯科医院への勤務を経て2004年大和市鶴間にて「つるま歯科医院」を開業。